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作者が好き勝手やってる文字の掃き溜め
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あつさですね。

はい、これまたついったで話してたゆにさん宅シンディ双子ちゃん。初挑戦でした
…だってうちのこ描いてくださるっていうから!

ええと、それでですね、今回は…またあのパロディです。
マフィアパロです。すいません!あと短い。そしてタイトルの英語が変

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「ふぅ、今日の仕事も終わりっと!」
「さすが姉さん。相変わらず鮮やかな手際だね。」
 
玩具箱のような世界。
否、世界は玩具箱とでもいうように街を闊歩するふたり。
空は青く、風は心地よく、彼女の機嫌は最高だった。
それはつまり、彼の機嫌も最高と言うことで。
彼を知る者ならその変わらない無表情の周りに花が飛んでいるのが見えたことだろう。
 
「でもさ、ノルマクリアはしたけどさぁ、わたしはまだまだ!元気なんだよねー。」
「俺もだよ。」
 
ちらりと自分の弟の顔を伺う彼女。その言葉の意味を理解し彼は頷く。
 
「このまま行っちゃう?やっちゃう?」
 
我ながら素敵な思いつき!とばかりにくるくると回る彼女は問う。
けれど彼女にとってそれは疑問の形を成さない。
なぜなら、
 
「勿論だよ、姉さん。」
答えはイエスだけなのだから。
 
           *
 
古今東西、ひとつの言葉が示す意味が変わることは数あれど、警察という言葉が指すのは、ざっくり言ってしまえば正義のミカタだろう。まぁ、なんともチープな響きではあるが。必要なのも事実である。
 
静まり返った街。
穏やかささえ感じるそこはその実、いくつものマフィアが睨み合っている血なまぐさい場所。
といっても均衡が取れているうちは平和なものだったりする。
それでも警察もいて。けれどもそれが役に立つか、と問われれば微妙な反応を返されるだろう。
勝利条件を決められたヒーローは世知辛いものである。
そんな肩身の狭い警察に身を置く物好きはいるもので。
 
ガネット・シンディ、ガゼット・シンディの双子もまたその物好きの一人だった。
 
彼らの仕事は街のパワーバランスを壊さないよう新興勢力をぷちぷちと潰すこと。
その仕事ぶりは警察内部でも住民にもマフィアにも有名で、とりわけ潰される側には「死神」と呼ばれていることを本人たちは知らない。
 
「さー、あと五件はいくぞー!」
「おー」
 
その名に似合わぬ明るさで今日も二人は征く。
 
世界は玩具箱。
そのなかに素敵なものだけを詰めていく。
だから、世界は愛おしい。
 
the world in the toybox

すいませんでしたあああああ

マフィアパロといいつつ警察(いぶ原案から)、あまつさえ設定意味ないとか!

さいごの「素敵なもの」はガゼットくんはお姉ちゃん一択ってイメージで書いてます。

お粗末さまでした。でも楽しかったです。
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