「ねぇ、ルナさんルナさん。
ルナさんと先輩て仲いいですよね。ひょっとしてそういう仲なんですか。そうなんですか。でも先輩もてなさそうですね。頭悪そうですし。でも男はみんな狼なんで危ないですよ。ああいうヘタレこそいざというとき狼になるんですよ。だからそういうときは金てk「あることないことべらべらうっせぇんだよ！！」

その言葉の通りルナにあることないこと吹き込んでいたシアは話の渦中にいた男の蹴りによってその口を閉じざるえなくなった。
蹴られた本人は不満げに「ひどいじゃないですか、先輩」などとのたまっており、挙げ句にやりと笑うと「てことはあることも含まれてたってことですよね。」などとあっさり揚げ足をとってくる。
絶句。閉口。
青筋浮かべ、それでも口をひらくがどうせ意味がないことを現在進行形で理解している男は諦めて口を閉じる。
が、
「というわけで襲われないように気をつけてくださいね！」
「うん。」

そんな彼の努力をガン無視した応酬に怒鳴り声と蹴りがとんだのは言うまでもない。





マシンガンでも足りない
(暴力はんたーい)
(黙れくたばれ。つーかこいつ相手に勃つかよ)
(うっわ、なかなかサイテーですね。)
(死ね。)







あとがき

最後の()は勿論ルナですよー。

ええと、何これひどい。
皆が皆下衆なんでこういう会話するとほんと言葉汚くなってしまって、苦手な人いたらほんと申し訳ないです。
括弧の会話はほんとはシアすらどん引くパターンも考えたんですけど、どうせ奴もひとのこと言えないのでやめました。