作者が好き勝手やってる文字の掃き溜め
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ついったで盛り上がったアリレイの小話。
アリアが絡むとどうしてもR指定っぽくなる。
いたしてはおりませんが、キスまではしていますので閲覧は自己責任で。
といってもエロさの欠片もありませんが。
しかも短いです。
部屋の片隅で淡く灯るランプ。
それだけではこの広い部屋を照らしきることはできない。
ただ、影を二つ、カーテンに映し出していた。
部屋の中央にしつらえられたキングサイズのベッド。
そこに沈むのは黒い髪と瞳をもつ男。
彼を組み伏せているのは妙齢の美女。
「別に俺じゃなくてもいいだろ。」
「あら、私じゃ不満?」
「めんどくせぇ。」
「全部やってあげてるじゃない。」
睦言とは程遠い会話が交わされる間にも、女は男のシャツのボタンをはずしていく。
「あいつ、ぜってぇ不機嫌だぞ。」
「私には平気よ。」
「そりゃな……」
ボタンはすべて外れたものの、二人は未だ衣服を身に着けたまま。
くすりと女がわらう。
「別に俺じゃなくてもいいだろ。」
その笑みにも無表情で先刻と同じ言葉を吐き出す。
「 」
女が返したのは、くちづけ。
「そうね。」
解放したあとに落とした答えは、是。
「でも、今日は貴方がいいわ。」
「どうでもいい。」
艶やかにわらう女に、男は心底どうでもよさそうに言葉を返す。
「好きにしろよ。」
その言葉と共に此処に来て初めて浮かべた笑みは色めいていた。
女はそれに深いくちづけで返した。
夜色遊泳
夜はまだ、明けない。
アリアが絡むとどうしてもR指定っぽくなる。
いたしてはおりませんが、キスまではしていますので閲覧は自己責任で。
といってもエロさの欠片もありませんが。
しかも短いです。
部屋の片隅で淡く灯るランプ。
それだけではこの広い部屋を照らしきることはできない。
ただ、影を二つ、カーテンに映し出していた。
部屋の中央にしつらえられたキングサイズのベッド。
そこに沈むのは黒い髪と瞳をもつ男。
彼を組み伏せているのは妙齢の美女。
「別に俺じゃなくてもいいだろ。」
「あら、私じゃ不満?」
「めんどくせぇ。」
「全部やってあげてるじゃない。」
睦言とは程遠い会話が交わされる間にも、女は男のシャツのボタンをはずしていく。
「あいつ、ぜってぇ不機嫌だぞ。」
「私には平気よ。」
「そりゃな……」
ボタンはすべて外れたものの、二人は未だ衣服を身に着けたまま。
くすりと女がわらう。
「別に俺じゃなくてもいいだろ。」
その笑みにも無表情で先刻と同じ言葉を吐き出す。
「 」
女が返したのは、くちづけ。
「そうね。」
解放したあとに落とした答えは、是。
「でも、今日は貴方がいいわ。」
「どうでもいい。」
艶やかにわらう女に、男は心底どうでもよさそうに言葉を返す。
「好きにしろよ。」
その言葉と共に此処に来て初めて浮かべた笑みは色めいていた。
女はそれに深いくちづけで返した。
夜色遊泳
夜はまだ、明けない。
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